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補聴器の「寿命」と「見直しのタイミング」

補聴器の寿命を皆様ご存じでしょうか?
形あるものはいつかは故障したり思い通りに動かなくなりますが、補聴器も例外ではございません😢

今回は補聴器の寿命と見直し・買い替えのタイミングについて詳しく解説いたします!

💡補聴器の寿命・耐用年数

一般的に家電製品は10年前後と言われていますが、
それに対して補聴器は5年前後と家電製品と比べると短い耐用年数になっています。
これは公的支援を受けて補聴器を購入した場合、原則として5年経過するまでは、同じ補装具(補聴器)の再購入費用は支給されない、というルール上の区切りがあります。
またメーカーの修理対応期間も限りがあるため、「使えるかどうか」ではなく「修理やメンテナンスを行えるかどうか」で耐用年数が区切られることもあります。
ただし、5年経過で必ずしも壊れたり、修理が打ち切られるわけではないのでご安心ください。

下記では故障の原因と耐用年数の理由をひとつひとつ解説します。

①部品の劣化

精密機器である補聴器は大きく分けると「マイク・アンプ(増幅器)・レシーバー(イヤホン)」でできています。
その部品は常に音を拾い振動させるため、汗・湿気・耳垢の影響で劣化が進みやすくなっています。
また電池の接点・基板も汗や皮脂、湿度で腐食・接触不良が起きやすくなり故障につながります。

②日常的な使用環境の厳しさ

補聴器は 高温多湿・汗・皮脂・耳垢 といった電子機器にとって厳しい環境にさらされます。
特に日本の高温多湿な環境では内部部品が劣化しやすく、スマホやパソコンなどの精密機器以上にダメージを受けやすいのです。

③メーカーの修理対応期間

多くの補聴器メーカーでは、製造終了後5年〜6年程度で部品の供給を打ち切り、修理対応を終了します。
そのため、5年を過ぎて故障した場合、修理できずに「寿命」となるケースが増えてきます。

📝見直しチェックリスト

1.修理頻度の増加

「年に2回以上の修理」や「同じ故障を繰り返す」ようになったら、補聴器本体の寿命が近づいているサインです。

2.聞こえの満足度の低下

「以前より聞き取りにくくなった」「調整しても改善しない」と感じたら、今の器種が現在の聴力やライフスタイルとあっていない可能性があります。
またお耳の型どりをして作製したオーダーメイド耳穴型補聴器やオーダーメイド耳栓が合わなくなったことによって聞こえにくくなっている可能性も考えられます。

3.電池の消耗が早い

特に理由もなく電池交換の頻度があがったり、充電タイプだと満充電しても一日電池が持たなくなった場合、内部回路が劣化している可能性があります。

4.聴力の変化

聴力が変化し、今の補聴器の調整範囲(出力)を超えてしまった場合、音量が物足りないことがあります。

5.最新機能へのニーズ

充電タイプやスマホとの連携機能、防水・防じん性能など、最新技術が必要だと感じるようになったら買い替えのサインかもしれません。

💻先端技術が搭載された最新補聴器

補聴器は3~5年ほどで世代交代 があり、新しいアルゴリズムやBluetooth機能、雑音抑制技術が追加されます。
5年が近づいたら、最新技術へのアップデートと、今の器種の状態を専門家と一緒に確認するタイミングかもしれません。

2025年に発売された各メーカー最新補聴器の詳細は下記リンクよりご覧いただけます。

【オーティコン】オウンSI
【シグニア】IXシリーズ
【ベルトーン】エンビジョン
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