年末年始、家族が集まって気づく「親の聞こえ」
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年末年始は、久しぶりに家族が集まり、会話が増える時期です。
その中で
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何度も聞き返す
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会話に入れず黙っている
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テレビの音量が大きい
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呼びかけに気づかない
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「聞こえているふり」をしている
こうした変化は、子ども世代だからこそ気づきやすいサインでもあります。
本人が気づきにくいのが「聞こえの低下」
聞こえは視力と違い、少しずつ変化していくため、「特に困っていない」「年のせいだから」と感じている方がほとんどです。
そのため、心配している子どもと、気にしていない親との間に温度差が生まれやすいのも、この話題の難しいところです。
年末年始に話題にするときの「伝え方のコツ」
普段は言い出しにくいことも、家族がそろう年末年始なら、自然な会話の流れで話しやすくなります。
大切なのは、「聞こえていない」と指摘することではなく、「気にかけている」という気持ちを伝えることです。
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NGな言い方
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「全然聞こえてないよ」
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「もう補聴器つけたら?」
オススメな言い方
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「最近、テレビの音ちょっと大きいかなと思って」
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「一度聞こえを調べてみるだけでも安心じゃない?」
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「今は補聴器じゃなくても、相談だけできるみたいだよ」
責める言い方ではなく、将来の安心につながる提案として伝えることがポイントです。
補聴器の相談=すぐに購入、ではありません
「補聴器の相談=すぐ買わされる」
そう思われがちですが、実際には、
聞こえの状態を知るだけ
生活で困っている場面の整理
今後の選択肢を知る
といった、情報収集のための相談として来店される方も多くいらっしゃいます。
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早めに聞こえの状態を知っておくことで、親御さんご本人も、子ども世代も、気持ちに余裕が生まれます。
「何かあってから」ではなく、「何もない今だからこそ」
聞こえは、生活の質や家族との会話に大きく関わります。
だからこそ、困りごとが大きくなる前の確認が大切です。
年末年始に感じた小さな違和感が、親御さんのこれからの毎日を守るきっかけになるかもしれません。
ご相談はお気軽に
年末年始は、ご家族が「聞こえ」について自然に話し合える貴重な機会です。
気になることがあれば、まずは聞こえの確認から始めてみませんか。
当店では、無理なご提案はせず、お一人おひとりの状況に合わせたご相談を承っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

